日々の生活で、自動車が通り過ぎ、生き物が駆け、人とすれ違う。
私たちは皆、止まることなく回っている。
足元の地球も、頭上の星々も、絶えず軌道を描きながら巡り続ける。
私たちの意思も魂も、その見えない流れに乗っているのだろうか。

まるで何かを中心にして。
地動説のように、誰かを、あるいは歴史そのものを軸にして。
けれどそれは、人間が作ったお金や権力のようなものではない。
もっと根源的で、もっと静かで、
この世界を巡らせる目に見えぬ力。

私は時々、時間が点であるように思える。
過去も、現在も、未来も、すべては散らばった点で、
私たちはその間を跳ぶように生きている。
宇宙に目を向けると、なおさらそう感じる。
星は移動し、惑星は軌道を描く。
互いにすれ違い、交わり、離れ、そしてまた巡り合う。

人も、動物も、風に揺れる草も、
すべてが宇宙であり、すべてが自然だ。
私はその流れの中で、ファインダーを覗く。
点と点が重なる瞬間を掴もうとする。
けれど、レンズ越しに見つめるたびに気づく。
写し取った一瞬も、宇宙の流れの中で回り続けている。

すべてが美しい。
止まることのない回転の軌道に乗りながら、
私は今日も、この自然を愛している。
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